シンバルのレンタルについて

---なぜシンバルか---

北山が最初にハマった打楽器はシンバルでした。
一枚目は90年代シリアルナンバーのKカスタム17クラッシュ。
高校時代にJPCでさんざん試奏して買った記憶があります。

それ以来ありとあらゆるシンバルに触れてきました。
SABIAN,PAISTE,IstanbulはもちろんUFIP,meinel,Zanki,spizzichino等比較的有名なところから
UFIPがイタリアの職工5人で出来上がったユニオンだと知ってからはそれら(Zanchi,zveltian,zenjian,stanopleなど)を追いかけ
そのついでにAjahaやLudwig,zyn,Berlottiなどそこまで有名ではないビンテージを探し、

ZILDjian-SABIANの分裂以降Istanbul以外にも派生したTurkishやGRANDMASTER,Bosporus,Amedia,Agean等のトルコ独立系、
Craig LauritsenやMatt Nolan、bettis、Hammerax,Spizzichinoなどの個人製作家、
Nikkan,Grand,Powerbeat,Pearl Deluxue,Yamaha YCシリーズみたいな教育系、
WuhanやWuhanSpitz、KMK,ZENN、Meinl Dragon、Dream Brissなどの中国系、、、

数え上げればきりがない枚数になります。
一言でいえばいわゆるシンバルオタクというやつだと思います。

地域、時代もバラバラなそれぞれの楽器に人間の想いを感じ取り、驚きと法悦に似た感情でそれぞれの個性の面白さにどっぷりとはまってしまったわけです。

当然のことながら、王道ともいうべき”ジルジャン”も可能な限り遡りました。
アメリカのオールドA、カナダのカナダK(後のSABIAN)、トルコのオールドK、ルーマニアのAジルジャン(アメリカ以前)です。

---ジルジャンについてのかなり雑多な説明が入ります!!飛ばしてOKです---

ジルジャン家というのは代々合金の秘宝を守り、一子相伝で守り抜いてきた歴史あるシンバルスミスだと言われています。

(実はそのジルジャン合金が世界で初めてではない! という、シンバルの歴史をひっくり返すアイデアがあるのですがそれはまだ未公開)

がしかし、戦争や世相によってその秘宝の行方が分岐します。
Kジルジャンが生まれたのも、アベディスIIの長男ハルーシャンIIが相続拒否したため、アベディスIIの弟ケロップが継いだことによります。
(詳しく知りたい方はRob Scottのサイトをお勧めします)
ケロップから独立したZildjiVramやメキシコでシンバル作りを初めたカレキンジルジャンもまた分派の一種です。
もちろんISTANBULもSABIANも分派の一種です。

ケロップは長男の家系に戻すべきと考え、アベディスIIの長男に引き継ごうとしましたが頓挫し、次男アラムに引き継ぎました。
しかし皇帝暗殺の計画によってアラムは国外逃亡を余儀なくされます。
この時アラムが制作したものがルーマニアAジルジャンです。

弟であったアラムは兄ハルーシャンIIの長男アベディスIIIに秘宝を託そうとアメリカへ飛びます。
ここからは有名な話なので割愛します。

さて、オールドKというと1930-1970年代に作られたIstanbul製が一般的ですが、
1930年代以前はConstantinopleと打刻されたものが作られております。
推測ですがトルコ革命や言語純化運動の結果ではないかと思われます。
実際多くのトルコ人がケマルを崇拝していることから、この流れは案外スムーズだったのではないかと。

さてそのConstantinopleはKジルの生みの親であるケロップによって作られたそのものであり、氏の死後1930年頃まではオリジナルの製法を守り貫いています。
それゆえオリジナルのKジルジャンと言うのが妥当かと思います。

当時の職人長が独立したブランド ”ZildjiVram” もほとんど同じ見た目や音であったので、かなり厳格にKeropeの製法は守られていたと推測します。
オールドスタンプのころになると薄くなっていき、これはドラムキット的には本当に素晴らしいバランスのシンバルになっていきます。

(オールドスタンプ以降に関して私はカナダKまですっ飛んでしまうので、オールドスタンプ―ニュースタンプ、ジルジラーなどにつきましては YAMAMOTO CYMBALS 山本学さんを初め、諸兄方のお話を参考になさってください。)

さて、件のオリジナルのConstantinopleが新宿の中古楽器屋に置いてあったとき、さほどの値段はついていませんでした。
興味半分に叩いてみるとドラマーの感覚からすればとても使えないシンバルでした。
分厚くて14.5インチという、ライドには小さすぎるし、ハイハットにもしずらいサイズ感。

がしかし、妙に心を惹かれるものがあります。
音に語り掛けてくるものがある。
一発で私を遠い異国の地へ連れてってくれるような、そんな音がしていました。

---ここまでが飛ばしていいところ---

それからずっとコンスタばかり集めています。
希少なものでなかなか集まらない物なのですが、幸運なことにそこそこ集めることが出来ました。
10枚集めては9枚手放し、また10枚集めては7枚売りさばき、、、ということを繰り返し、
ようやく納得できる組み合わせにたどり着きました。

オーケストラにギリギリ使えるサイズです。16.5インチ。
左右で若干の大きさの差があります。
がしかし、音については某国内最高峰プレイヤーの方のお墨付きです。
(きっと誰のことか分かってしまうと思いますが、浅草のJPCでイベントをした際の対談相手でらっしゃいます)

長年かかって集めた二組のうち一組は、山本学さんを通してソウルフィルハーモニーで使用されています。

手元に残した一組のコンスタンチノープル。
この伝説のシンバルをお貸出しいたします。
3日以内で10000円+送料です。
気になる方はkitayamatriangle@gmail.com まで
 
お名前と併せてレンタル希望とメールを下されば
こちらからご連絡差し上げますのでお気軽にご連絡ください。

必ず借りてくれというものでもありませんのでどうぞお気軽にご連絡ください!
なんならお友達になりましょう的な気持ちでお待ちしております。

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